インプラント症例~60代男性と女性の話~
■60代男性:噛めるだけでなく、音色に影響しないインプラントに
尺八の家元で、その道ではかなり有名な方です。尺ハは下の前歯がなくなると致命的で、どんなに頑張っても元の音が出せないそうです。ですから、残った4本の前歯を必死に守ってこられましたが、痛みがありグラグラしてきました。私がたまたまお弟子さんを治療したことがあり、その方の紹介で来院され ました。
ただ噛めるように治療して審美的にも満足をいただくだけでなく、尺八の音色を変化させないことが条件でしたので、大変苦労しました。治療の際には尺ハを持参していただき、演奏しながら音を確かめて調整しました。
歯のために一時は引退も覚悟されたそうですが、完璧に治そうという強い思いを持続され、現在では、天王部歯が あったたときと同 じ音色が出せる」と、とても満足されておられます。
■60代女性:体質的に骨が細いため不可能といわれたインプラントが可能に
40代で下の歯を左の1本を除いてすべて失い、入れ歯にして20年になるそうですが、入れ歯を入れているのが どうしても苦痛でたまらず、なんとかしたいと思っておられたとのことでした。骨が薄いためインブラントは不可能と何件もの歯科医院で断られてあきらめかけておられたところ、「不可能を可能 にする先生が銀座にいるよ」と知人から聞き、「ダメで、もともと」と思いながら来院されました。
長年総義歯を使用していたことと、体質的に骨が細いため治療がかなり困難な言が予測されましたので、まず、CTを撮影し、骨の内部まで診査・診断をしました。
その結果、患者様自身の骨と人工骨(補填材)を使用し、なおかつ通常の太さよりも細いインプラントにする計画を説明したところ、納得されましたので治療が始まりました。
治療後はご本人も大変満足され、審美的にも十分な仕上がりとなりました。現在は上顎にもインプラントを治療中です。
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